ドライブデートのために選りすぐった音楽や、青春時代のバンド演奏を記録したカセットテープがどこかにある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。カセットレコーダーがみられなくなってから久しい現在、そういったカセットテープをもう一度聞きたくても難しいですよね。しかし、カセットテープをCDにダビングすれば、懐かしいカセットテープをまた何度でも楽しむことができるようになります。
音声を記録するための磁気テープがカセットの中に収納されていることにより、磁気テープを汚れや傷から守ることができたのがカセットテープです。フィルムがむき出しのオープンリールと違い、磁気テープを保護することで長い間保存することができました。しかし、カセットテープに使われている磁気テープはオープンリールと比較すると幅が狭く、長さも短いものばかり。これにより、収録時間が短くなったり音質に影響が出たりして、音声そのものを良い状態で記録することは難しい状態にありました。そういったデメリットを改善するべくCDやMDといった新しい媒体が次々生み出され、近年には音声をデータとして取り込むmp3プレイヤーが台頭しています。 CDをはじめとした新しい媒体が活躍する中で廃れたかに思われたカセットテープにも、熱心なファンが残っています。
CDが登場し、MDやmp3プレイヤーへと進化を遂げた現代でも、カセットテープは「レトロメディア」として活躍しているようです。 アメリカのミズーリ州にあるナショナルオーディオ社では、現在も音楽用カセットテープの製造が続けられています。日本ではほとんど目にしなくなったカセットテープですが、ナショナルオーディオ社では2015年に創業以来過去最高のカセットテープ生産量を記録したそうです。アメリカのビジネス誌に取り上げられた際「アナログで暖かい音を求めたインディーズ系バンドからの需要が多くなったのが原因だと思う」という見解が述べられており、レコードに次ぐレトロ回帰へのきざしとして注目されているようです。 アメリカのインディーズ系バンドが愛したカセットテープ独特の音やノイズを愛好する方は、日本にも少なからずいらっしゃいます。しかし、カセットテープを再生するためのレコーダーまで持っている方は多くなく、大切なカセットテープを眠らせてしまっていることも。そんな大切なカセットテープをもう一度楽しむために、パレットプラザでは、カセットテープをCDにダビングするサービスを行っております。
カセットテープをCDにダビングすると、音声データとしてパソコンに取り込むことが可能になります。パソコンの中にバックアップとして音声データを作っておくと、より長い間楽しむことができるのです。また、パソコンに取り込んだ音声データをクラウドサービスに保存することで、データのやり取りも簡単に。青春時代の思い出のバンド演奏を、当時の仲間と一緒に楽しむこともできるようになります。 カセットテープをCDにダビングするときは、ぜひパレットプラザの「なんでもダビング」をご用命ください。カセットテープのほか、マイクロカセットやMDをCDにダビングするサービスも承っております。